しんみつ/心光世津子
精神科の病棟看護師をしていました。いまは大学で働いています。何を隠そう口達者ではありません。遅筆癖もあります。言葉は苦手なほうです。
ですが、日々のもやもやや、「これってそもそもどういうことなんだろう?」という素朴な疑問を考えたくて、考えるにはやはり言葉や対話が必要で、、、研究会で共に考える仲間ができたら嬉しいです。
ゆみちゃん/井上有美子
長年の夢だった訪問看護ステーションを立ち上げてもうすぐ5年目を迎えます。
多くの人との出会いは、訪問看護師と利用者さまだけでなく、一緒に看護する仲間だったり、病院・クリニックや役所、地域の中で利用者さまを一緒に応援しようとする人だったり、さまざまです。自分が当たり前と思っていたことが、実は非常識だったり、他の人にご迷惑をかけることになってしまったりすることもあります。そんな時、話し合えると 「な~んだ」と分かりあってすっきりすることができると、その後はそれまで以上に仲良く信頼しあうことができることに気づかされました。
人と対話することが、とても大切だと気づかされました。
自分を一番知らないのが、自分なんだなと、最近考えています。
/紀平知樹
作成中
さかちゃん/坂本岳之
精神科のストレスケア病棟で看護師をしていました。いまは「心の保健室」を地域や企業で開いています。病院時代は、臨床・教育・研究を必死に取り組んでいましたが、きっとその時は自分のモヤモヤを仕事で解消できていた気になっていたんだなと振り返ると思います。「対話をしていたようで、していなかったのでは?」と気づき、ようやく人と対話するということを始めて、少しずつ自分について分かるようになってきました。
お茶飲みながら「◯◯とは?」なんて対話する機会って意外とあるようでないのかもしれません。一緒にお話できると嬉しいです。
/三浦隆宏
作成中
連携団体
中岡成文 代表理事・元大阪大学大学院文学研究科教授(倫理学・臨床哲学)
こんにちは! 胃がんで死んだ父をしのび、「てつがく対話」をやっています。人生って、あれこれむずかしいですよね。だけど、おしゃべり上手な人がいい話をできるわけではない。しっかりと沈黙できること、しっかりとひとの話を聴けることが大切です。でも、たまには自分の考えを強く言うこともためしてみてください。それでキャッチボールできればOKです。
佐野桂子 理事
10年前の私は、「こうあるべき」「こうでなければ」といった価値観に縛られて生きていました。しかし、少しずつ何かが違うと感じ始めたころ、父が末期がんであることが判明。その闘病を通して医療には治療で解決できないさまざまな問題が置き去りにされていることを痛感し、哲学者の中岡さんとの出会いから、がんや難病の患者さんと哲学対話の手法を用いたカフェをはじめました。
今の私は、10年前の私とはまるで別人のような価値観で毎日を緩やかに自分らしく生きています。
対話を通じて「自分のことば」を見つけるとは一体どういうことでしょうか。私たちと一緒に探しに行ってみませんか?